たまに「違法ソフトダウンロードして使ってるんだけど、問題ないんだってさ」などと掲示板等で発言している人が見受けられます。
しかし、実際はどうであるかと言うと、「法律に引っかかる恐れがある」可能性があります。「違法コピーと知らないでダウンロードすること」は法律には引っかかりませんが、「違法コピーと知りつつダウンロードし、ソフトを利用した場合」は違法コピー版をアップロードした人と同罪になるようです。これに関してはASKACCSのc16とc25をご覧ください。
掲示板で引き合いに出されるサイトは「WAREZソフトをそれと知らずにダウンロードすると?」ですが、これは「それと知らずダウンロードした場合」です。違法版と認識していた場合のそれとは大きく違ってきます。違法コピーをする側の意見としては「高すぎる」が第一でしょう。店に行くとパッケージで一万円ほどのソフトウェアが無料でダウンロードできるのですから。
しかし、何故高いのかを考えてみたことがありますか?
「ソフトウェア開発にはお金がかかる」のです。プログラマというのは儲けているようなイメージがありますが、賃金は当然会社側で負担しています。それを回収するのにソフトを売る必要があるのです。
そもそも高い賃金を支払う理由と言うのは、プログラマと言うのは実力の世界です。実力があれば他社へ転職してよりよい待遇を受けることも出来ます。だから会社側としては「待遇を下げるわけにはいかない」のです。優秀な人材の流出はその会社に大ダメージを与えます。
それを避けるには「ソフトをたくさん売り、コストを回収する」か、「ソフトウェアの値段を上げる」といったことが避けられません。
しかし最近ソフトが売れません。コピーされないように対策をしてもです。それならばと値段を上げると買う人が少なくなりソフトウェア会社は最悪の場合に倒産します。なんだか誇張した話に見えますが、実際にある世界ではこのような現象が起こっています。
私、吹奏楽をやっているのですが楽譜のコピーによって出版社が潰れるといったことが起こっています。
学校や一般バンドは限られた予算内で何とか活動していきたい。しかし楽譜は高い(一曲一万円なんて普通です)
「そういえばこの曲、〜のバンドがこの前吹いてたよな。よし。借りよう!」なんてことなんて日常茶飯事でしょう。
ノートのコピーと同じようにこのようなことが行われているのです。これでは馬鹿馬鹿しくて作曲なんてやってられません。コピーが蔓延→買う人が減る→値上げをする→それでも買わない→倒産 or 最初に戻る
このようなスパイラル現象が発生し、質の低下も招いてしまうのです。長期的に考えると不利益なことです。作る元がなくなってしまうのですから、コピーしたくても出来なくなります。また、補足しますが、インターネット上で流通している違法ソフトウェアには、コンピュータウイルスが含まれている場合もあります。インストールしたら、大切なデータが消えたり、外部へ流出したりしてしまうこともあるのです。消えたデータは取り戻せませんし、流出してしまったデータは消せません。これは大変なことです。
説教じみてしまいましたがもう一度考えてみてください。